ベルセルク
語源は
古ノルド語で (鎧の類を) 何も着ない者
の2説がある。
軍神オーディンの神通力をうけた戦士で、危急の際には自分自身が熊や狼といった野獣になりきって忘我状態となり、鬼神の如く戦うが、その後虚脱状態になるという。この忘我状態のベルセルクは動く物なら例え肉親にも襲い掛かったので、戦闘ではベルセルクと他の兵士は出来るだけ離して配備し、王達もベルセルクを護衛にはしなかったという。
ウールヴヘジンと常に並び称され、また同一の存在であるとも言う。ただ単に勇敢な戦士に対する称号であるとする場合もある。
13世紀の史家スノッリ・ストゥルルソンは、「美髪王ハーラル1世 (ノルウェー王) ハーラル1世の親衛兵の一部はベルセルクであり、武器をもってしてもこれを傷つけられない」と述べている。
ベルセルク (漫画)
『ベルセルク』(Berserk) は、三浦建太郎作のファンタジー漫画作品である。
1989年からヤングアニマル(白泉社)にて不定期連載中。単行本は白泉社からジェッツ・コミックスのレーベルで刊行されている。2006年現在30巻まで発行。9月29日に31巻発売予定。
「ベルセルク」の題名は、北欧神話の「狂戦士」伝説に由来する。
『ベルセルク』の原型となったのは、三浦建太郎が本作の連載に先立つ1988年、白泉社の雑誌「月刊コミコミ」11月号に投稿した48ページの短編『ベルセルク』(単行本14巻に収録)である。ストーリーは、ガッツの原型となる主人公の剣士が、邪神「ヴアナ」およびその眷族を宿敵と定めて、人外の化物と一戦を交すという筋であり、主人公の背負う過去や烙印の紋章の意匠など一部に相違はあるものの、基本設定や「暗い過去を背負い、大剣を持った隻眼の戦士」というキャラクターなどはほぼ共通している。このことから、同名の短編は本作のプロトタイプと言える。